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家族が考えること

先日のブログのコメントで仲良くさせていただいているでぐさんから本人も辛いけど家族の方が辛いんじゃないかということが書かれていてました。

確かに家族も辛いですが精神的にも身体的にもやはり本人が一番辛いことには変わりはないと思います。
「そんなこと改めて書くことじゃないんじゃないか?」
って思われるかもしれませんが。。

私の母はFECを2クールうけたところで1日の大半をベットで過ごすようになりました。
食べては吐き、食べてなくても吐き、吐くものがなくなっても胃液を吐き、、
倦怠感、味覚障害、発熱、脱毛、いろんな副作用が出ましたが嘔吐に一番苦しめられました。
先生は2,3日で吐き気はおさまると言っていましたが私の母は1週間経っても吐き気がおさまらず栄養を点滴でとっていました。
電動ベットの背中を上げてもたれるように寝て1日をすごしているとあっという間に体力は落ち、足の筋肉は落ちました。
大きな病院内を自力であるくことはできなくなり車イスで移動。。
辛い毎日でした。そんなある日
「生きる屍のように過ごすならもう治療はしたくない。抗がん剤はもう受けない」
そう声にならない声で母が言いました。

最初はもちろん反対しました。”抗がん剤とは辛いもの”、”癌患者はみんな抗がん剤を乗り越えなきゃいけないんだ”そういう思いが私にあったから。
反対する私に母は涙を流しました。
もうどうしていいかわからなくてどうすることもできないことがやるせなくて私も母のいないところで涙をながしました。

そんな時に私の仲の良い友達が連絡をくれたんです。看護師である彼女に相談したら
「千の気持ちもわかるよ。でもね、よく考えて。一番に思うのはお母さんの気持ちだよ?しんどい毎日を過ごして少し死ぬのが先になるか薬を抜いて少しでも楽しいと思える日を過ごすのか、、それを考えてあげて。お母さんだってものすごく悩んで出した答えだと思う。私はたくさんの患者さんをみてきて患者さんと家族の温度差とかもみてきた。家族は少しでも長く生きてほしいと思うから辛くても治療を推し進めたがるんよね。でも辛い思いをするのは家族じゃなく患者さんやねん。」
そう言われて、「生きるってなんだろう?」「幸せって?」そんな今まで考えたこともないことをたくさん考えました。
がんばることだけが正しいわけではないし、がんばらないことが時には与えられた道なのかもしれないと。

結局母の思いを受け入れようと辛い治療はやめることにしました。そのことを伝えたら兄にも親戚にも怒られましたが傍にいる私が母の心を守らないといけないとも思いました。
転移も広がっていましたし、この時先生に言われた余命は「3か月もたない」でした。それは母にもはっきり告げられました。それを聞いてもなお治療をやめることにした母をサポートしようと決め民間療法をあれこれ調べ、食事療法や足ツボ、爪もみなどを取り入れました。

薬を抜いて体力が戻ってくると車いすから杖になり自力で歩くことができるところまで回復しました。そこを見測らって副作用の少ないハーセプチンを進めてみました。
ハーセプチンの作用や副作用を説明し、吐き気はないということを何度も説明し、1回受けていやだったら止めてもいいということで説得してハーセプチンを始め、それからまた副作用の少ないウィークリータキソールを徐々に勧めて本人が1度だけ受けてみるというので1度受け、これなら続けられそうだということで治療の再開になりました。その後は順調に治療が進み信じられないことに転移していた癌がほとんど消えました。

一番身近な家族の余命宣告を受けパニックになったり強いストレスを感じて家族にもダメージがくるのは確かだけれど、どんなに頑張っても本人の苦しみは代わってあげられないし本当に理解してあげることはできないんだと思う。だから友達のいう温度差ができてしまうのだと。

あぁ、もう何が言いたくて書き始めたのかもわからなくなったままダラダラと長くかいてしまった。
何が言いたいんだろう私…。

う~ん・・・
母が病気になって今まで考えたこともないことをたくさん考えました。そして人として少しは成長したように思います。母の病気が私がこれから生きる上で大切な軸を教えてくれたんです。その経験をくれた母のサポートをしていくことは辛いですが苦痛ではありません。
よくブログで「家族に迷惑かけてしまって辛い」とか「家族に迷惑をかけて情けない」とか読みますが家族はそんなふうに思っていない、そばで笑ってくれているだけで幸せに思っているということをわかってもらえたらなぁと思うんです。
まるで癌患者の家族代表みたいで偉そうかもしれませんが私と同じような境遇の人と話をしていてもみんなそう思っているように思うんですよ。

あぁ、それと癌患者さんの家族だけではなく患者さん本人もこのブログを目にしているかと思うといつも書く時に読んで傷つけてしまうことを書いてないかと迷うのですが大丈夫ですか私のブログ?

それにしても今日のブログは長いっっ!!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
趣味のブログも書いてるのですがいつも友達に「千のブログは長くて読むのに疲れる」って言われるんですよね・・・(ーー;)

しかも今日のブログは結局何がいいたかったんだ!ってつっこまれそうで怖いです・・・

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